有りもしない自衛隊仕様のピラタスPC-21。
だいたい、ピラタス社の練習機シリーズは縦長で本当に描きづらい。つまり、量感のある側面形とスマートな上面形のギャップがすごい。元々グライダーのメーカーだったのが転進してターボプロップの小型機のメーカーになった。これを反影して、
「このたび、私、抵抗を限度いっぱいまで減らしました。」
と言うようにうねるような曲線。その全部が旨く出ている写真も絵も見た事が無い。この絵も出てないかな。
細高い機体に、迎え角が大きそうな小さな翼。これを強力なエンジンと小さな5枚プロペラの組み合わせでジェットエンジンと似た出力特性を出して引っ張る。更に最新の操縦装置と射出座席も組み合わせ、高価なジェット練習機での訓練の一部をこれで代替するというコンセプトらしい。
某社が自衛隊のために作っている練習機の「2人乗っけて飛べばいいでしょ。」みたいな形もアレはアレでアレなのかもしれないが、カッコ良さも考えた方が入隊の応募が増えそうな気がする。
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