2012年2月7日火曜日

フォッケウルフ Fw-189





Focke-Wulf Fw-189
WW2のドイツの直接協力的偵察観測色々機。元々、「単発機で双発機の
視界を持つ飛行機」で競争試作され、まじめにその仕様を達成したブローム
ヲントの機体は没、本機が採用になったという、不採用になったブローム・
ウント・フォス141には申し訳けないような飛行機。
 YouTubeにこの飛行機のコクピットからの映像が出ているが、足元まで
スコスコ素通しのヘリコプターみたいな視界で、当たり前とは言え、当初の
目的の「双発機の視界」を非常に良く達成している。
色々と凝った作りの機体だが、特に銃座のデザインは、この程度の機体に
しては凝りすぎだと思う。

その後ろの銃座を最初に描いて、残りのつじつまを合わせようとドンドン
描いて行ったら機種不明になってしまった。しかし、これは元々Fw-189
として描いた絵だ。
ネットの接続をComcastに変更したところ、warbirds.netのお絵描き掲示
板は投稿もコメントもできなくなった。画像掲示板に至っては、アクセス
拒否で見る事もできない状態になっていた。 で、ここにアップした。
 その後、この繋がらなくなったサイトも問題なく接続できるようになり
ました。めでたし、めでたしぃ。



2011年9月17日土曜日

ショート・シンガポール飛行艇



ショート・シンガポールIII飛行艇
エレガントな3枚垂直尾翼、僅かに後退角が付いた複葉、4発と2x2のプッシュプルで使う櫛形配置エンジン、観音開きのようなのカバーが付いたラジエーター、極端に短い補助フロートの支柱という、なかなか味の有る飛行艇。基本的に軍用だったようだが、Webでチェックすると民間向けのような塗装の機体もある。
原型は1型で1枚尾翼だったのが、ズルズル増えて量産型の3型では3枚尾翼になっている。この後、ショート社は、3発のカルカッタ飛行艇で、またもや1枚尾翼に挑戦するが、結局ズルズルと3枚に戻ったような。あの川西2式大型飛行艇を思わせるサンダーランド辺りで1枚に定着したのかな。

 絵はシンガポール3型のハズ。上の絵は、この頃の軍用飛行艇の常で、パイロット席の前に射手がいる。体が大きな射手だとパイロットは前が見えないんではないかと心配して、そのような絵を描いた。なを、実機は、この絵ほど上下の翼に長さの差がないように見える。
  下はwarbird.netに投稿したもの。実際はもっとスマートな飛行艇なのだが描いているうちにこんな短い飛行艇になってしまった。それにしても、このとってつけたようなコクピットの形は何とかならんのか。

2011年9月10日土曜日

ウエストランド ライサンダー




ウエストランド・ライサンダー。
 今ではヘリコプターで有名なウエストランドがWW2頃に英国陸軍の近接支援&連絡機として作った飛行機。視界と短距離離着陸を重視したため 
  ガラスセクションの多い温室にようなコクピット
  かなり高い位置にあるパイロットの座席
  うんと引き延ばした八角の平面形の翼に高揚力装置
  太い脚
結局、見ての通りの鈍足が祟り、英国では日中ではなく、黒く塗った本機で、月のない夜中にスパイの送迎、レジスタンスとの連絡、更に墜落パイロットの回収に使われその名を残した。

 絵は、鉤十時が付いているがナチではなく、第二次大戦中のフィンランド空軍の国籍マーク付きの機体。
 当時のフィンランド空軍は、入手方法を問わず、飛ぶ物なら何でもOKだったのは有名。この飛行機は正式に輸入らしく、更に、20機ぐらいと、かなりまとまった数になっている。しかし、途中にスウェーデンの会社が入っていたりして、本当に正式の輸入なのか疑いたくなるところもある。
Warbirds.jpに投稿したものに少しだけ描き足した。なを、絵では脚の爆弾懸架板は外してみた。

2011年4月13日水曜日

ピラタス PC-9


ピラタス PC-9
 スイス製ターボプロップ練習機PC-9。ターボプロップらしいの「すっ」と伸びた機首と短めの直線翼の機体を1000馬力ぐらいのエンジンと大型の4枚プロペラで引っ張る。
 良く似たPCー7を含め、スイスの他にも軽く10カ国以上の空軍が採用している。ブラジルのツカノと並んで練習機のベストセラー。アメリカとカナダはレイセオンがアビオニクス等を変更してT-6およびCT-156として採用した。レイセオンは採用直後に手を引いて、現在はボンバルディアが生産しているかも。韓国では、このPC-9か前作PC-7のコピーと思われるKT-1なる飛行機を独自開発して採用、更に輸出までしている。

 絵は自分の壁紙用に描き、毎日のブログに載せる写真が無かったので変わりに載せた。スケッチから余分な線を取り、影などを入れ、モノクロで仕上げた。なぜそう見えるか分からないが、実機よりプラモデルをスケッチしたような感じに仕上がった。なを、実機はもう少し機首も機体の幅も細っそりしている。

2011年2月19日土曜日

ダグラス C-47 スカイトレイン


Douglas C-47 Skytrain
 アメリカ軍の輸送機。民間型は、ご存知ダグラスDC-3。日本型は零式輸送機と
なる。米軍ではベトナム戦争で初代ガンシップAC-47として、旅客機/貨物機と
しては現在も何処かの開発途上国で飛んでいるベストセラー双発機だ。そういえば、
最近の007でボリビアで空中戦をやった。
 この絵の、機首に「Okie Dokie」と書いてある機体はトラビス空軍基地の博物館
に展示してあるもの。Dデイストライプも目一杯入っていてC-47としては派手な
塗装に入るだろうと思うよ。

 絵は、ずいぶん前のdailyのブログに載せたもの。霧に霞む飛行場にたたずむ同機に
警備の兵士を2名付けた(少しスケールが合わないが)。誰か要人を待っているような
雰囲気。

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