ウエストランド・ライサンダー。
今ではヘリコプターで有名なウエストランドがWW2頃に英国陸軍の近接支援&連絡機として作った飛行機。視界と短距離離着陸を重視したため
ガラスセクションの多い温室にようなコクピット
かなり高い位置にあるパイロットの座席
うんと引き延ばした八角の平面形の翼に高揚力装置
太い脚
結局、見ての通りの鈍足が祟り、英国では日中ではなく、黒く塗った本機で、月のない夜中にスパイの送迎、レジスタンスとの連絡、更に墜落パイロットの回収に使われその名を残した。
絵は、鉤十時が付いているがナチではなく、第二次大戦中のフィンランド空軍の国籍マーク付きの機体。
当時のフィンランド空軍は、入手方法を問わず、飛ぶ物なら何でもOKだったのは有名。この飛行機は正式に輸入らしく、更に、20機ぐらいと、かなりまとまった数になっている。しかし、途中にスウェーデンの会社が入っていたりして、本当に正式の輸入なのか疑いたくなるところもある。
Warbirds.jpに投稿したものに少しだけ描き足した。なを、絵では脚の爆弾懸架板は外してみた。
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