Mig-23 フロッガー
フランカーなどが出て来る前の世代のソ連の主力(?)の戦闘機。このフロッガーが西側に確認されるまで、フォックスバットが”Mig-23”と呼ばれていた。その後、フォックスバットがMigー25とされたと記憶している。
飛行中はかなりスマートな機体だが、地上にある時のその姿はソ連機らしい無骨さが表に出て来る。多少舗装が悪くても離着陸できそうな太くて頑丈な足と、パイロットが目だけ出して操縦しているような小さなキャノピー、それにあの当時流行った可変翼が特徴か。
イランvsイラク戦争では、イラン空軍の同じ可変翼のF-14を相手に空中戦をやったらしい。詳しいことは知らないが、イラン空軍がかなりの数のフェニックスミサイルを発射し、Mig-23がかなりやられたようだ。遥か彼方から最大速度マッハ5で飛んで来るミサイルでは、この飛行機でなくても避けづらいのは良くわかる。フェニックスと言えば、イラン空軍はフェニックスを使いまくったが、アメリカから追加の補給は得られず、しまいにフェニックスが足りなくなった。で、本来地上発射のホークミサイルを改造して積んでいる。その改造に協力したのが、あの仇敵イスラエルだという話もある、、、複雑怪奇。
これもWarbird.jpに投稿した絵そのまま。 昔からソ連の飛行機はどことなく垢抜けしない。善く言えば、質実剛健で簡素。塗装でなんとかなりそうだが、塗装にも問題というか、無骨さを助長する所がある。銀色の無地や機種付近に書かれた大きな番号だ。 で、絵にするときも、足回りや機体番号を無骨に描き、更に追い打ちをかけて継ぎはぎを入れたくなる、、、ので、入れた。
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